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2011年3月 1日 (火)

飯豊前衛 枯松山 気になる峰に向うが思いのほか手強い

P2278132_2 P2278177_2 長者原から西俣尾根を登るといつも背後に気になる秀峰があった、標高は約1100m程の峰だが向いの杁差岳と同じくらい引き付ける峰であった。昨年一度計画したが荒天で行かずに終わっていたが試みることにした。2月26日前夜 玉川の道を走るが両側には3mに近い雪が壁を作っている梅花皮荘の駐車場も半分以下しかスペースは無いようだ とにかく寝る事にする。

P2278098_2 P2278111 翌27日川入荘の先の橋の袂から細い尾根に取付く 下部は先週の連日の陽気ですっかり開き雪崩の後に残ったブロックが不安定にリッジを作っている。これにまた新雪とその下のザラメ化した雪が重なりかなり面倒である、スノーシューを潜るので使用するがやけに苦労する。やっと難所を登りブナの林間となりホッとするが結構沈み込むのでP789mまではピッチは上がらない。

P2278110 P2278117 やっと枝尾根に上がると正面から左に杁差岳から飯豊本山へと素晴らしい眺めが広がった、この眺めはまた違った景観でまた飯豊への羨望が・・・。天気は思いのほか早く崩れるようである雪煙が地神山の頂に上がっている 先を急ぐ気持ちはあれど思いのほか遠い。右に広がる枯松山の三角鋭鋒と雪庇の続く稜線を見ながら急登を登るとウサギダナイの頂きになり県境稜線である。

P2278135 P2278155 ここから右に90度曲がり稜線を行くがまだ半分近くあるまずはP969mまで少しアップダウンがある、風も次第に強くなり雲も暗く厚くなり始めた 果たして時間と体力は十分だろうか。大きな雪庇に注意しながらP969 を越えると尾根は次第に狭くなり つぼ足のアイゼン歩行に切り替える。尾根は痩せ細り右は雪庇の下が断崖になっている、灌木と雪稜を交互に進みキレットに入る。ストンと岩場が落ちているが左は灌木で捲けるが ここで不注意 団子雪でスリップ冷や汗を掻く、山は人の隙を見ているものだ。ちょっと怯むがゆっくりと山頂への最後の登りを歩きだす、潜り 雪壁ありと足取りも苦しくなって来たが何とか東俣からの尾根を合わ枯松山の山頂となる。大境山方面も霞み始め急ぎ戻りにかかる ナイフリッジで少し手間取るがスノーシューに替えP927mの尾根の分岐まで戻ると大勢の足跡がある後発があったようだすでに下りている、踏まれた尾根を川入まで一気に下るがシューは膝に負担が強く感じる。最後の痩せた雪稜を慎重に下りて終える。

P2278191 P2278196 梅花皮荘6:45-P798m9:20-P927m10:30-キレット11:50-枯松山山頂12;40-P927m14:20-梅花皮荘16:00

南会津 山毛欅沢山 山スキーに手頃な尾根を登り下り

P2208055 P2208047 2月の後半に入ったら急に春めいた天気が続き始めた、例年の2月でこれほど気温が上がって行くのはあまりないように しかも天気が良いとは・・・。この陽気に誘われ足を延ばして南会津に向かう。2月19日白河から甲子トンネルを抜けて大原の集落で前泊し翌日鳥井戸橋を渡りすぐ横の小橋で深瀬沢を渡り尾根に取付く、山頂から南東に延びる尾根に末端から歩みを始めた。

P2208010 P2208025 杉の間を抜けるとすぐにブナの大木が出迎える 少し狭く急な部分を越えると幅広の快適な尾根がずっと続くようになる。青空に大きく枝を広げるブナが廊下の様に上に向かう 本当に気持ちの良い空間だ。左に三岩岳が見えて来たその白いたおやかな姿は一度スキーで登ってみたいものだ。P1285で安越又川から上がってくる尾根と合わさる、この尾根も少し遅い時期でも使えるかなと思う。前方にやっと山毛欅沢山が姿を現す 大きな雪庇が張り出す白い山頂が輝く。

P2208061 P2208075 稜線手前まで見事なブナの尾根が続きしかも雪はたっぷりとある 帰りの滑りを思いながらゆっくりと稜線に上がる。少し樹木で遮られるが黒谷川を挟んで丸山岳、遠く未丈岳が望める、そして左に雪庇の尾根をたどり山毛欅沢山頂に立つと三岩岳が近くに見える。ひとしきりのんびりしてシールを剥がし下降に入る往路下るが 少し雪は重くなりかけているが快適にブナの林間をすり抜けて行く気分は最高である。どんどん尾根を滑って行くが次第に雪は重くなり疲れも出てくる、狭く急な部分をクリアして小橋まで滑り下りた。つぼ足で国道に下りると充実した空間を背中に感じ長い戻りに着く。

P2208090 P2208070 大原 鳥井戸橋7:00-山毛欅沢山山頂10:30・11:00-鳥井戸橋12:50

安達太良山 仙女平コースを登るが荒天と雪崩の予兆で撤退

P2137995 P2137992 2月13日週末の天気をずっと見ていたがどこに行っても北日本は厳しい冬型のようで 諦めムードで比較的天気の良さそうな中通りに行って見る。この仙女平のコースは長い事と雪が冬でも少なく藪が多いとあまり人気は無いが今年は雪が多いので意外に例年より良いかと欲を出してスキーを滑らせる。ほとんど夏道上を進む出だしは15cm程度だが次第に増えて状態は良好だが周りの木立にはとてもスキーで入る気分にはなれない。仙女平付近で道は判然しなくなりカラマツの尾根に入る 途中西側は岩が多く東はカラマツになっているが枝に注意。そして薬師岳からの尾根道に上がる急斜面 上部から激しく風と雪が叩きつける中深雪をジグを切って登る最中、突然 前面の雪面が割れ亀裂が延びる。雪崩れる、と瞬間緊張するが斜面はそれ以上動かない斜度がまだ小さいからだ。無理せずここで撤退を即断 強い風と雪が混じる中 消えかけたトレース戻る。このコースはやはり奥岳から登り仙女平に下る計画が正当かな。

蔵王 刈田岳往復 天候回復を15分待てなかった

P2087986 2月8日突然時間が出来たので急いで熊野岳を目指そうと澄川まで上がるが、思いのほか天候の回復が遅い上部に入ると雲が多く視界が取れない。刈田岳で30m程の視界 少し様子を見ながら熊野の方向を見つめるが山形側から無情な雲がしきりにまとわり上がってくる。見切りをつけて井戸沢を滑り澄川へ戻る途中で視界が急速に回復、もう諦め一気に後見を滑り下りて車に戻る。この滑りが翌日 右ふくらはぎにダメージを与えたようだ短気は損で山はよく見てるものだ。ガックリ・・・

2011年2月28日 (月)

神室山塊 大尺山北尾根やはりスキーも良いルート

P2067870 P2067895 2月6日予報はやっと久しぶりの晴天域が大きく張り出し 真冬にはほとんど言うほど好天にはうまくはまらない秋田県境にも機会が訪れた。R13を北上するが尾花沢からは一段と積雪は増え車道のすぐ横は5mになろうかと思うほどの雪が垂直の壁を両側に延々と張り巡らしている 驚きと怖さを感じる。鵜杉から雪に埋もれた道路を薬師原の除雪終点まで入り前泊とする。朝はかなり冷え込んだ晴れる証だ 親倉見への平坦な道を進むと白い平原と変わった田んぼを縦断して小荒沢の渡渉となる。雪に半分埋もれているがこの豪雪でも埋まりきらない かろうじて沢に下りて対岸の護岸は灌木を拝借して乗り切るこれが核心かな。清水沢の左岸 北尾根に入ると下部には造林用の道があり開けた植林地から杉、カラマツの斜面を登り尾根の650m付近に出る。

P2067886 P2067903 尾根に出ると正面に小又山が秀麗な姿を見せた この山も数年前にスキーで登ったが時期が遅いと雪の状態が急速に緩んでくる。今回は雪質は適度に締まり最高だ、美しいブナの林間をどんどん登って行く やがて灌木がまばらになり無木立の広い尾根とドームが現れた。右には神室の名峰 火打岳が尖った頂きと大横川へ雪壁を落としていた。

P2067922 P2067947 ドームの頂稜に出ると後は広い尾根を進み大尺山の頂きとなる。前方には火打岳が魅力的な姿を見せ その横には鳥海山が霞みに浮かんでいる やはり今日は貴重な冬の晴れ間だ、本当に少ないチャンスの様に思える この雪の多さを思うと。

P2067955 P2067960 周囲の眺めに満足しシールを剥がして下降に入る、ドームからの滑りはこの時期の雪質の良さとこの贅沢の独り占めはもったいないかなと思いながらブナの気持ちの良い林間を抜けると下部の杉木立になると日陰でパックが始まり少し緊張する。最後はスキー場のような植林地を滑り下りると小荒沢の護岸に戻った 後は眩しい雪原を薬師原に向かう。

P2067967P2067968 薬師原7:20-小荒沢8:35-700m付近10:00-大尺山山頂12:00-小荒沢13:30-薬師原14:40

南会津 二岐山 大雪で視界の無い中ワイワイと登るのも山の楽しさ

P1307863 P1307842 久しぶりに仲間と雪山に行く機会が出来た、あまり人と行く事が無いので果たして この寒い最中の1月にどこに行ったら良いものか迷ったがブナの大木が包む美麗な二岐山に向かう。羽鳥湖道の駅で集合するが深夜から雪が強く降り出して来た。少し眠ったかなと思う間もなく除雪車の轟音が当たりに響き渡る もうあきらめ半分で朝を迎える。大雪の中 登山口となる二岐温泉手前の風力発電施設への林道入口で車を止めるスペースを探すうちに除雪車が現れ 邪魔もの扱いされるように退避するところに何度も向ってくる まあ登山者は迷惑な存在かな・・・。近く館の駐車場を貸して貰い何とか車を止められ好意に感謝する。

P1307831_2 P1307846 ルートは山頂より東に延びる尾根に取付く 広場より直接下部の灌木帯を登り取付く人もいるようだが林道のふたつ目のカーブから灌木を少し入ると大きな杉の木立があり間もなく上部にミズナラの大木が現れ尾根らしくなってきた。再び雪が激しくなってきた、見上げる様な大木の中は真っ白な世界である。 トップはスキーでかすかな前日の踏まれた跡を追うようにするがそれでも膝近くまで潜る 後ろのスノーシューでの歩きが気になるが順調に登ってくるので安心しながら感心する。次第に急になり山頂への詰めは尾根も狭くなり傾斜が急になりラッセルも厳しくなる 辛抱しながらパウダーの雪を掻きわけ左からの夏の頂稜を合わせると傾斜も緩くなり広くまるい様な山頂に立つことが出来た。視界は無くこの山頂の眺めの良さは次回に譲り 雪まみれになりながら深雪の中をワイワイ言いながら大木の二岐山を下りる。スキーはパウダーの深雪で楽しめる山でである 関東では人気のようで天気が悪いのに入山者がいた。

P1307851 P1307858 広場駐車場8:00-山頂11:30-駐車場13:00

焼石 金ヶ崎駒ヶ岳 荒れ模様の前兆の中、山頂には立派な社

P1167818 P1167805 今年の1月はもう年末から寒く大雪が続きまるで大寒がもう来てしまったかの様で登れる山、行動が制限されてしまい天気予報を睨みながら週末の行く先を探す。西から大きな低気圧が近づいている 前面の僅かな晴れ間を探し岩手に向かう。県道37号線の駒ヶ岳登山口から入り除雪終点の養豚場の脇で前泊する 位置確認していると不審に思ってか養豚場の人が訪ねて来た説明して一件落着。

P1167795 P1167800 非常に寒い朝だ寒気が下りて来たようだこれから荒れるのは間違いないかな・・。長い林道を西に向かう緩やかに登って行く、旧道の鳥居付近で右の登山道と思われる開きに入りブナの樹林帯に沿って尾根の取付きに、ここで右に折れ一本隣の尾根に取付く ブナの林間を登って行くが次第に天候は荒れてきた。尾根から前衛のピークに立つと正面に山頂ドームがはっきり見えた山頂に何か立っているようだ。粉雪の斜面をひとしきり登ると 雪混じりの強風の中に真新しい立派な祠が鎮座していた これほど立派で大きな社はなかなか見れないものだ。風雪に急かされるように山頂からスキーを滑らせる 雪は滑りやすいが少し木立が気になるかな ブナの林間を抜け平場から林道に下りるとモービルが林道に入って様である緩やかに板を滑らせ車に戻る。

P1167826 P1167819 除雪終点6:20-登山口8:00-山頂10:45-登山口12:10-除雪終点12:35

蔵王冬季縦走4日目、やはり最後まで歩かねば

P1027752 1月2日今日は最終日になる 天気は未明より雲が多くなり視界は100m程度に落ちている。予報では次第に下り坂に向かうようだがそれほど大きく崩れる事は無いとの事 降水確率は低そうだ。やはり不忘山まで歩くことがこの縦走の大きな目的と充足があると視界の無い樹氷の中に入って行く。起伏の少ない幅広の尾根なので視界の少ない時にはルート取りが難しい吹き溜まりと大きな陥没と意外に右に左にと逃げ思う方向とずれてくる。

P1027762 P1027779 屏風岳の稜線からは左に大きな雪庇を確認しながら進む秋山沢への空間に雪が吸い込まれて行く。ここから先は右はデコボコした雪原の尾根 左は300mの雪壁と晴れていれば素晴らしい稜線だが今日は白とグレーの世界だ。痩せた南屏風のギャップから最後の不忘への痩せた岩混じりの尾根をひと登りするとこの縦走の終点不忘山の頂に着いた、笹谷から繋げたという心からの充足感がこみ上げて来た。のんびりと車をデポした白石スキー場に向けて下りて行くと次第に青い空と光が差し込んできた。

P1027781 P1027786 刈田峠避難小屋7:00-屏風岳9:25-南屏風岳10:25-不忘山11:20-白石スキー場12:25

2011年2月23日 (水)

蔵王冬季縦走 停滞の後 思わぬ晴天で会心の尾根歩き

Pc317647 P1017654 12月31日はテントから出るとかなりの降雪で半分以上埋まっていた除雪しながら周囲を見渡すと結構な斜面の小尾根である。時折視界が100Mくらい伸びるので 出る準備をして待機する。風雪が少し緩くなったころ合いを拾い GPSで確認してテン場から移動する。慎重に平坦な樹林の間を避難小屋に向けて歩くが闇が無い事は実に助かる、しばらく吹雪の中を進み風雪に埋もれた八方平避難小屋を見つける。この日は小屋で停滞となる。

翌日1日は事前の予報とは違い風雪も収まり穏やかな寒い朝となった。予報もかなり好天に進んで行く予報なので明かりを点けて行動を開始する。稜線は南に少し下がって行く幅はそれほど広くはないが樹林が細く低いので覆いかぶさり再び歩きづらく降雪による深雪で厳しいラッセルとなる。太平洋に昇る初日の出を横目で見ながら名号峰への登りにかかる。

P1017655 P1017667 次第に天気は雲が薄くなり 名号峰を越える頃には空は快晴を思わせるくらいに回復してきた。前方には熊野岳のどっしりとした山と、裾には樹氷がすでに大きな姿になり蔵王の美しい冬山が広がって来た。熊野岳の山頂を周り馬ノ背を歩きながら凍結したお釜の姿を見下ろして刈田岳に順調に進んできた。まだ時間があったので昨日の停滞分も少し進め樹氷の中を刈田峠避難小屋まで行程を進め泊まりとする。

P1017692 P1017740 八方平避難小屋6:30-名号峰11:00-熊野岳14:00-刈田峠避難小屋15:40

2011年2月22日 (火)

蔵王 冬季南北縦走 初日は後半 荒天に捕まりルートミス

Pc307635 Pc307627 12月30日今年の正月山行は 蔵王の全山縦走に決まった例年 飯豊か朝日で粘っていたが今年は年末年始に大きな寒波が襲来して大荒れの予報がされており それも大雪とのことで明かりが近い蔵王を歩くことになる。白石スキー場に車をデポして関沢に向かい 重荷のザックを背に出発、天気は大きく崩れる前の晴天 昨年と同じだが崩れるのは今年の方が早いようだ。前日のトレースに導かれ笹谷峠に上がってしまうが 前山までの広い稜線の灌木樹林帯が意外に手強く右に左にと深雪の中 思いのほか時間を取られてしまい難渋した。やっとの思いでカケスガ峰に着いた時には4時間半を費やしてしまった。

Pc307623 Pc307637 すでに雁戸山の痩せ尾根にはガスがまとわり始めていて単独の人が果敢に挑んでいたが大変そうだ。我々も急いで追うが 雪が柔らかく体重を支えられないので登りにくいが そんなことは言ってられない夕暮れと吹雪がどんどん迫ってくる。北雁戸の頂きはもう視界は取れなくなって来たがようやく解る登山道を頼りに南雁戸との鞍部へ、そして再び双子の南雁戸に大きく登り返すがここでスノーシューを再び着ける硬い下りではつぼ足で歩く。そして南雁戸の頂きで16時を回ってしまった 急いで八方平に向けて下降するが激しくなる吹雪と夕闇で方向が斜面と方向がはっきりしなくなり灌木も多くなり 探しているうちに山形側の枝尾根に入り込んでしまいロスするが時間と吹雪の激しさからテントを張れるように何とか整地してビバークする。夜間 強風と激しい吹雪がテントを叩くが疲れていたので位置を確認して寝る。

Pc307640 Pc307643 関沢P8:00-笹谷峠NTT中継所9:30-前山13:00ー北雁戸山14:10-南雁戸山15:00-BP16:30

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